現社長 鎌形憲一の父で、当社二代目社長にあたる<鎌形四郎>が生前に書き記した社史です。
語りべの「私」は四郎自身のことであり、文中の「親父」は、四郎の父(現社長の祖父)になります。

クレド(credo)とはラテン語で、日本語に訳すと「信条」という意味になります。

企業の信条や行動指針を簡潔に明文化したものです。

既に有名ホテルや百貨店、メーカーなどで導入されていますが、建設業界で導入している企業は少ないようです。

親父の代から私の代になり、製材所、在来住宅建築、公共工事、重要文化財の移築、土地造成、道路工事、RCマンション建築、賃貸管理、倉庫建築、住宅リフォーム、輸入住宅建築、高級在来住宅など様々な事業を行ってまいりました。

地元に根ざして、お客様や社員という財産に恵まれここまで成長する事ができました。社員数も70名を超えるまでになりました。
社員の勤続年数も長くなり、自分の子供を鎌形建設で働かせたいと子供さんを託してくれる方もおられます。

地元の人で成り立っている鎌形建設なのです。本社も移転せずに地元にこだわって頑張ってやってきました。地元の人に住む家を提供し、働く場を提供する。これは継続し、大きく発展させていかなければならないと思っています。

クレドの浸透については、専務(現社長)が中心となり行っています。若い社員を中心に5つの委員会が発足し、自主的に色々な改革を行っています。クレドを導入して社員が変わりました。皆が明るくなり、声を掛け合い、協力しあうようになりました。地元の皆さんやオーナーさんが、年2回楽しみにしてくださっているジャガイモ掘り、サツマイモ掘りも当社では委員会のメンバーが中心になって進めてくれています。また別の委員会のメンバーが現場のパトロールをして近隣のごみ拾いをしてくれています。そのような事も含め、今後も積極的に地域交流を深める活動が増えていけば良いと思っています。