現社長 鎌形憲一の父で、当社二代目社長にあたる<鎌形四郎>が生前に書き記した社史です。
語りべの「私」は四郎自身のことであり、文中の「親父」は、四郎の父(現社長の祖父)になります。

輸入住宅であるセルコホーム導入のきっかけは、営業部長から出た話なのです。その部長がある日曜日の朝に自宅のテレビで「成長企業」という番組を見ていたら、セルコホームが紹介されていたそうです。番組が終わると営業部長から電話があり、「ツーバイフォー(2×4)より地震に強いツーバイシックス(2×6)住宅で、それもカナダの輸入住宅だから、少し変わっていて面白そうだ」と言われ、すぐにテレビ局に電話をして連絡先を尋ねて、セルコホームの本部に連絡を取りました。

セルコホームの本部は仙台にありました。電話をしたところ、是非展示場を見てほしいと言われたので、テレビ放映の2日後には仙台まで行って展示場を2つ見てきました。初冬の仙台なので外は寒いが、家の中は全然寒くない。外の音も聞こえず遮音性にも優れていました。ああ・・・これは良い!と思い早速パートナーシップに加盟する事にしたのです。
機能的にも防音、耐震と本当に優れていました。セルコホームの場合は、標準がツーバイシックス(2×6)です。ツーバイフォー(2×4)が標準の他社では耐震性能をUPさせるとツーバイシックスになるのですが、セルコホームはツーバイシックスが標準ですから最初から高品質な商品が提供できる訳です。今ではツーバイシックス住宅施工の経験豊富さが当社にとって大きな差別化となっています。

価格の面でも、加盟当時から円高でしたので、大変魅力がありました。今はデフレ時代と言われていますが、毎日暮らす大切な住宅が単にデフレというだけで工事価格が下がって品質は大丈夫か?と不安になるお客様のお話はお聞きします。しかしセルコホームは輸入住宅ですから、為替差益の分が反映できるので品質は下げずに提供できます。

お客様もそれを分かってくださり、安心してセルコホームを選んで下さっている方が増えているのは大変光栄です。

セルコホームは平成10年から営業体制を整えています。平成21年の秋には高グレード仕様の展示場を成田でオープンしました。

多くのお客様にお越し頂き、従来の住宅には無いグレード感や本物の質感を味わって頂いております。まだ体感しておられない方にも是非お越し頂きたい自慢の仕様です。